忠類ナウマン象記念館がリニューアルオープン!

忠類ナウマン象記念館って?

幕別町忠類地区の工事現場で、当時としては貴重なほぼ全身骨格のナウマンゾウの化石が発見されたことを記念して1988年に建てられました。

どんなところがリニューアルされたの?

主展示室の展示ケースが8台から20台に増設、忠類ナウマンゾウに関する最新の研究内容がリニューアルされた展示になりました。
ゾウの進化系統模型も改修し、ゾウ類の出現と進化、ナウマンゾウと現代のゾウが連動した関係を時系列に沿って解説されています。

新設された中でも、ゾウの死体が洪水によって運ばれる様子を表現した1.5メートル大のジオラマは必見! 
産出状況模型の内容は、キバの位置を修正するなど発掘当時の様子をより正確に再現したものに改修されました。

また、町が毎年実施している、足跡化石の発掘調査内容もわかりやく展示しています。
ほかにも、収蔵展示室も改修。「忠類を知る」をテーマに、生涯学習拠点施設として地域の魅力を発信するコーナーを目指して、忠類ナウマンゾウを活用した町内の小中学校や道の駅忠類などとの地域連携の取り組みを紹介。

忠類ならではの特産物のユリ根の展示コーナーも新たに設置されています。

親子でも楽しめるので、夏休みなど、お出かけしてみてはいかかがでしょうか?

記念撮影コーナー

足跡化石が発見されているのは北海道で忠類だけであることにちなんで、「ナウマンゾウの足」を履いて記念撮影をできるコーナーです。

化石発掘体験展示

忠類ナウマン象の巨大な歯を、約50年前の発掘と同様にハケを使って慎重に掘り出します。

懐かしの初代着ぐるみ「パオくん」

忠類村時代からの公式マスコットキャラクラー「パオくん」の着ぐるみ初代を展示。幕別町と忠類村が合併した後は2代目が導入されて、初代「パオくん」は現役を退きましたが、その勇姿をご覧になれます。

【入館料】
個人:一般300円、小中学生200円
団体(10名以上):一般200円、高校生150円、小中学生100円

忠類ナウマン象記念館
(ちゅうるいなうまんぞうきねんかん)
電話番号 01558-8-2826
住所 幕別町忠類白銀町383-1 
開館時間 9:00~17:00
定休日 火曜(祝日の場合水曜休館) ・年末年始(12/29~1/3)