宿泊という言葉に含まれる「泊」という漢字の成り立ちは、舟が陸地に近づいてとどまっている水辺の様子だそうだ。海でも川でも、水の上というものは人間にとっては寄る辺のないもの。岸につながれ錨を下ろし、一歩陸地に踏み出した時の安寧はどれほどのものか。そういった心の拠り所の在り処も「泊」という字には込められているように思う。
旅先で見知らぬ土地に泊まる時、やはりそこは心の拠り所でなくてはならないのだと感じさせられたのが「インターコンチネンタル札幌」だ。

世界有数のインターコンチネンタルホテルブランドが手掛ける札幌初のホテルが、中島公園と豊平川を望む緑豊かなロケーションに2025年10月1日に誕生した。ワールドクラスのホテルサービスと設備、そして客室。言葉にするのは簡単だが、実際に見聞きした身で言うならば、それは本物のくつろぎと出会える場所だということだ。

地下鉄南北線中島公園駅から徒歩4分。札幌の観光利用にも抜群の立地にできた複合ビル「ライラックスクエア」。9階から14階までの高層階にある「インターコンチネンタル札幌」には、自然と都市文化の融合を象徴するような上質でラグジュアリーな空間が広がっている。

優雅さと過ごしやすさの追求
客室は豊平川を望むリバーサイドと中島公園を望むパークサイドがあり、クラシック、プレミアム、ジュニアスイート、1ベッドルームスイート、セレニティスイートと42平米から最大160平米と多様に用意されている。インテリアもアメニティも一流のものを揃えた室内空間は、ラグジュアリーさと機能性を兼ね備え過ごしやすさも叶えている。







札幌のシティホテルとしては希少な屋内温水プールとジムも完備。室内でしっかりと身体を動かせるので、ロングステイでも快適に過ごすことができる。
北海道の食材と美食への希求
9階には豊平川を一望できるオールデイダイニングの「AuBlanc(オーブラン)」。現代的な割烹のスペシャリティレストラン「SAWAKA(サワカ)」。ラウンジ&バー「Norva(ノーヴァ)」もあり、宿泊ゲストはもちろん日帰りでの利用も可能だ。

AuBlancでは昼には旬の食材を使ったセミビュッフェスタイルのランチが、夜にはシェフ渾身のディナーコースが提供され、お祝いなどハレの日のメモリアルな食事シーンにもおすすめだ。


また北海道初導入のドイツ製のオーブンで焼き上げるパンは併設するショップ「AuBlanc Boutique(オーブランブティック)」でも販売される。ホテル特製のスイーツも合わせて購入でき、こちらも一般利用ができるのがうれしい。

SAWAKAで提供される和の技法とインターナショナルな感性が融合した割烹コースは、料理人が奏でる音から香り、味に至るまで五感で楽しむことができる。また日によっては特別ディナーイベントも組まれ、その日だけの格別の味わいと出会えることも。

Norvaではティータイムには季節のアフタヌーンティーを、バータイムにはオリジナルカクテルを楽しめ、心ゆくまで美食とくつろぎの時間を味わえる。
※レストラン・バーの詳細は予約サイトを参照。
→https://sapporo.intercontinental.com/dining


旅先という非日常の空間は得てして気疲れを感じるもの。だからこそ宿泊場所には肩の力を抜いて、リラックスできることを求める人も多い。グローバルスタンダードのラグジュアリーさがありながら、ぬくもりがあふれる肌なじみのよい空間が、まさに札幌ステイの「心の拠り所」になるはずだ。
インターコンチネンタル札幌
電話番号 011-562-7000
住所 北海道札幌市中央区南10条西1丁目1-48
ホームページ https://sapporo.intercontinental.com/



