日高山脈の麓、どこまでも畑が広がる芽室町を拠点に十勝管内でサイクルツアーを開催している一般社団法人十勝プラス。自転車で散歩するように土地を巡り、歴史や文化、食などを楽しむ「めむろ散走」というプログラムを考案した及川雅敦さんとともに、地域の結び付きを体感するローカルなサイクルツアーに出かけましょう。

一般社団法人十勝プラス
及川 雅敦さん
埼玉県出身。2018年に芽室町の地域おこし協力隊員に着任。サイクルツーリズムの推進を担当し、散歩するように自転車で地域を巡るツアー「めむろ散走」を考案。卒業後にNPO法人を経て一般社団法人十勝プラスを立ち上げ、観光事業のほか人財育成事業やゲストハウスの運営支援も行っています。
■好きな食べ物 スイーツ
■趣味 道の駅めぐり、カフェめぐり、写真、動物探し
及川さんのとある1日の流れはこちら

及川さんの「めむろ散走」に密着!
【8:00】十勝プラスの事務所に集合


及川さんと合流し、本日のミーティングを行います。自転車の準備や整備は前日のうちに終わらせているので、出発前は空気圧のチェックなど軽い点検と機材運搬のための準備がメインです。
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【8:30】JR芽室駅でツアー参加者と合流

ツアーのスタート場所はJR芽室駅。自転車の準備をしながら、参加者を迎えます。合流できたらまずは自己紹介。そして本日のツアーの概要や注意事項をお話します。
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【8:35】自転車を調整したら出発!


ヘルメットやグローブを配って装着してもらい、サドルを調整したり、電動自転車の使い方をレクチャーしたら準備完了。みんなでJR芽室駅から出発です。
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【8:50】目的地に向かいながらも寄り道も


及川さんの提供するツアー「めむろ散走」の特徴は、目的地までの道中でところどころ立ち止まって地域のお話を聞けるところ。この日は渋山神社に立ち止まって、地域の歴史を伺いました。

畑までもう少しというところですが、日高山脈の山並みと畑の連なりが美しい景観を発見。写真撮影タイムです。
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【9:10】高野農場のスイートコーン畑に到着

日高山脈を眺めながら気持ちよく自転車を走らせる往路は、スイートコーン畑でゴール。今回お邪魔するのは、芽室町で3世代に渡って農業を行っている高野農場さんです。及川さんのツアーでは、出荷する用の1番果を収穫した後のスイートコーン畑に入り、自分たちの手で2番果を収穫します。自分でもぎる楽しみ、採りたての甘さ、畑でしか得られない経験がそこにはあります。

畑に入るときは必ずブーツカバーを装着。畑に病原菌などが入らないよう細心の注意を払います。

良い状態のスイートコーンの選び方は及川さんがしっかりレクチャー。スイートコーンの間を縫うように移動しながら、これぞという逸品を探します。見つけたら生のスイートコーンをガブリ!一番新鮮な味わいを楽しんでみてください。
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【10:10】出荷作業を見学

一通り収穫と食べる体験を終えたら、高野さんにご挨拶するためにご自宅に移動します。高野さんは倉庫内でスイートコーンの出荷作業中でした。農家の方と直接コミュニケーションのとれる貴重な機会。参加者が話を聞きやすいようスタッフとしてサポートします。
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【10:40】高野農場を出発
JR芽室駅に戻るため、そろそろ高野農場を出発。帰り道は下り坂も多く、自転車を軽快に走らせることができました。
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【11:15】JR芽室駅でゴール!

駅に到着後、参加者のみなさんと感想を言い合って、記念撮影をしたらツアーをクロージング。貸し出したヘルメットやグローブは忘れずに回収します。自転車も積み込み、事務所へと戻ります。
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【11:45】事務所に戻って後片付け


自転車を使用した後は必ず点検を行います。工具を使ってゆるみがないかなどを丁寧に見ていきます。さらに用具の点検・整理も行います。電動自転車のバッテリーは充電スポットに戻し、ヘルメットは消臭。細々とした作業ですが、明日のツアーのための大切な作業です。
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【12:15】昼食
後片付けが終わったら一旦昼休憩。「ランチはお弁当も外食もあります」と及川さん。
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【13:00】事務所でデスクワーク

昼休憩後はバックオフィス業務がメイン。ツアーの予約対応など、PCのメールチェックやツアー中に撮影した写真の整理。翌日のツアーの参加者への連絡など、多岐にわたります。
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【14:00】密着終了
今回の密着はここまで。この後の及川さんはゲストハウスの運営支援などツアー以外の業務も盛り沢山。デスクワークが続くこともあれば、芽室町の人たちとの打ち合わせなどで外勤することも。1日1日で動きは流動的とのことでした。
吉田さんから一言

「自転車×観光」という組み合わせは、老若男女を問わずだれにとっても親しみやすく、一参加者としてとても楽しめました。普段は車で通り過ぎてしまう畑の景色も、風を切り、自転車のうえから眺めることで、より身近に感じられることが大きな魅力です。及川さんは、こうした体験者が主観的に感じとる魅力をさらに深掘りし、興味や関心を自然と引き出してくださいます。自転車をこいでいるうちに、いつのまにか芽室に、十勝に、興味津々です。十勝の魅力を自分の力でもっと効果的に伝えたいという人、またシンプルに体を動かすのが好き!という人にぜひ及川さんのところで学んでほしいと思います。
及川さんから一言

旅行業界には華々しいイメージがあるかもしれませんが、お客様に満足してもらうために準備がとても重要です。時に泥臭いことや調整が大変なこともありますが、良いサービスを提供したときに、笑顔や満足を一番近くで受け取ることができるとやりがいを感じます。地域の魅力的な人や自然、食などと観光を繋げたい皆さんにぜひ応募してほしいです!
まとめ

アクティビティとしてのサイクリングというよりも、地域のローカルな交流を満喫するための移動手段としてのサイクリング。及川さんのサイクルツアー「めむろ散走」にはそのような一面があります。電動自転車なので、体力や足腰に自信のない方でも安心してチャレンジできるため、老若男女を問わず門戸が開かれているところも魅力的です。この場所でできること、ツアーを通して伝えたいこと。及川さんのアイデアを形にする方法を間近で感じてみませんか?(2025年8月取材)
一般社団法人十勝プラス
電話番号 090-9337-4073(及川)
メール tokachiplus19@gmail.com
HP http://tokachiplus.com
Instagram https://www.instagram.com/tokachiplus19
インターンへのご質問など、お問い合わせは下記までお願いいたします。
メール:tokachi.outdoor.jimukyoku☆gmail.com (☆を@に変更して送信してください。)
担当:帯広市地域おこし協力隊 吉田萌葵(よしだもえぎ)





