チーズをお酒をもっとおいしく。チーズプロフェッショナルに聞く至福のマリアージュ

チーズをワンランク上のマリアージュで味わいたい。マニアを唸らせる、今注目のチーズと合わせたいお酒のペアリングを、チーズプロフェッショナルの吉野祐一さんに教えていただきました。

\教えてくれたのはこの方/
吉野 祐一さん
●JSA公認シニアソムリエ
●CPA公認チーズプロフェッショナル

「森のスパリゾート 北海道ホテル」副総支配人兼料飲サービス部門部長。ホテルの立ち上げからソムリエとして携わり、長年北海道ホテルをレストランサービスの面で支えています。

共働学舎新得農場の
フロマージュブラン
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フレッシュ感とライトな甘味
マスカット系白ワイン

フレッシュタイプで、とろみがあるフロマージュブランは、ジャムやドライフルーツと合わせてスイーツ感覚で食べるのがおすすめ。ほんのり甘めながら酸味がありしつこくない、マスカットのフルーティーさがある白ワインと合わせることで、さっぱりと軽やかに味わえます。(吉野)

共働学舎
フロマージュブラン
100g 178円(農場価格)

TOYO Cheese Factoryの
age04
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乳酸発酵の旨み
山廃系日本酒

チーズと日本酒は乳酸発酵の旨みが共通しているため、総じて相性が良いものです。チェダーチーズであるage04は、酸味と旨みのバランスの良さが魅力的。このきれいな酸味に、旨みの強い山廃仕込がよく合います。ナッツの風味を持つage04には無塩ナッツを付け合わせて。(吉野)

TOYO Cheese Factory
age04
会員限定販売 ※店頭販売はありません

しあわせチーズ工房の
茂喜登牛(もきとうし)
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個性豊かで味わい深い
ゲヴェルツトラミネール系白ワイン

ウォッシュタイプの茂喜登牛は熟成が進むにつれクリームのようにやわらかくなり、香りと味わいがより濃厚に。旨みの強いチーズには、ゲヴェルツトラミネールというブドウで作られる白を。酸味が少なくバラとライチのような香り。ほんのり苦味を残す味わいは、互いの個性を引き立て合います。(吉野)

しあわせチーズ工房
茂喜登牛
150g 1,496円

広内エゾリスの谷チーズ社の
コバン
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樽熟の香りとクリーミーさ
シャルドネ系白ワイン

白カビが持つ独特な香りと、シャルドネ系白ワインの持つほのかな樽の香りは相性抜群。また、シャルドネにはまろみとコクもあり、コバンのクリーミーさを深めてくれます。クセがないため食べやすく、けれどもしっかりと味わいのあるコバンは、白カビビギナーにもおすすめです。(吉野)

広内エゾリスの谷チーズ社
コバン
150g 1,050円

※掲載内容は2022年10月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。