【いいお宿に泊まろう】静寂房

十勝の恵みと一期一会のおもてなし
十勝川モール温泉　静寂房（せいじゃくぼう）

総平屋建ての「居」、和敬の心で包み込む「食」、時に育まれた植物の恵みに潤う「湯」。清寂房で、清らかな静けさを愉しむ時間を。心身を休め、自然な自分に戻れる休日を体感してきました。

暖簾をくぐり、長い通路を進むと、広々としたロビーで女将が出迎えてくれます。他の旅館ではあまり女将と関わる機会はありませんが、ここでは女将自身がお客様一人ひとりをおもてなし。さて、和モダンな通路を通ってお部屋に向かいます。

チェックインをしたら、まずはエステと温泉で癒やしの時間。宿内で体験できるエステ「ときのはな」と、宿泊者とエステのお客様限定の大浴場で、移動の疲れも吹き飛びます。

つるりとした肌ざわりが印象的な琥珀色の湯

「ときのはな」では、お客様のイメージによって用意される、お花が散りばめられた華足湯に浸かります。私の場合は「フレッシュな可愛らしさ」だそう。足湯に浸かりながらエステティシャンと身体の悩みについてお話し、施術を受けました。

ディナーコースは鉄板焼きか創作和食会席のどちらかを予約時に選べます。総料理長が北海道産の食材を使ったお料理を中心に考案。十勝の風土と四季を活かしたコースが堪能できます。

写真は鉄板焼きコース。これから食べる食材が調理されるところを見てうっとり。ライブクッキングが、食に向き合う豊かな時間を演出してくれます。

ディナーを楽しんだ後は、お部屋の露天風呂で極上のひとときを。客室全てのお部屋に露天風呂が付いている清寂房。プライベートな空間で源泉掛け流しのモール温泉を楽しみました。

「はなれ」を思わせる贅沢な露天風呂

朝食は総料理長自慢の和食がずらり。朝から大満足した後は、チェックアウトのギリギリまで温泉を堪能し、部屋でお茶タイム。ゆったり過ごす幸せな時間はあっという間。充実した一泊二日になりました。

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