【なかなか買えない十勝のレアなパン屋さん④】週2オープン・『 里のあかり』

週に1度か2度しか巡り合うことのできないパン屋さん。訪ねてみると、じっくり丁寧に、時間をかけてパンと向き合う人たちがいました。第4回目は、週に2回オープンする「 北海道の小麦パン 里のあかり」をご紹介します。

実家に里帰りしたような、ほっとできる場所を作りたい

子育て中のお母さんたちが、たまには座って誰かの作ったものを食べたいと思ったときに来てもらえたら。そう語るのは駒畠で「里のあかり」を営む池原さん。パン作りと言っても、どこかで修行した経験はありません。自身が子育てをしていた時、「自分もゆっくり座って、楽しく笑って子どもと食事やおやつを食べたいなぁ」と考えていたといいます。

広尾町の星乃屋の「星屑昆布」を練りこんだベーグル(220円)は、ひと口かじるとしっかり昆布の味わいと風味が広がります。

池原さんが作るパンは、自分の家族を思って作ってきたものです。お子さんの卵と乳製品のアレルギーが判明したことで、自分でパンやおやつを作るようになったそう。お子さんも大きくなり、2018年、縁あって空き家になっていたこの築60年ほどの建物と出会い、お店をオープンしました。本当はもっと山奥の一軒家を求めていたそうですが、今では近所にほどよく人がいる環境も楽しいと言います。

入るとすぐ左にある広々とした和室。絵本もたっぷりで、まるで田舎のおばあちゃんの家に帰ったよう心地に。イートインOK。

里のあかりのパンは全てに卵、動物性乳製品を使用していません。当初は一部のパンに使用していましたが、「ここのものならどれを食べても大丈夫」と思ってほしいと、今ではほぼ使用することが無くなったそう。自家製酵母やとかち野酵母、オーガニックの素材を使用し、子どもやお年寄りでも食べやすい。そんなパンを求めて、外国の方やヴィーガンの方なども幅広く訪れるといいます。

優しい味わいのパンやお菓子は人と人との心を通わすツールのひとつ。店名のとおり、心の里にぽっと明かりが灯ったように、ほっとする空間を訪れてみませんか。

PICK UP!

ライ麦いちじくのパン(220円)
酵母のパンはライ麦を使用。有機いちじくの甘味でお子さんも食べやすい味わい。自家製酵母のパンは7~8種類、マフィンは3~4種類ほど並びます。

2018年8月1日に幕別町でオープン。絵本の読み聞かせ会やヨガ、クリエイターズマーケットなどのイベントも開催しています。詳細はHPやInstagramにて。

北海道の小麦パン
里のあかり

住所 幕別町駒畠514-37
営業時間 月・木曜 11:00~15:00 ※12~3月は冬期休業

※掲載内容は2022年8月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。