十勝の紅葉スポット・11選

日本の紅葉は世界でもっとも美しい、といわれています。その理由は落葉広葉樹の種類が豊富だから。昼と夜の寒暖差が激しい十勝のような地域は、中でも葉っぱの色が変化しやすいのだとか。
短い十勝の秋。紅や黄の彩りを見せてくれる景色をのんびりじっくり眺めにいきませんか?

福原山荘(鹿追町)

360本の紅葉に囲まれて まるで絵画の中にいるよう

福原山荘は、敷地面積が8万5000平方メートルもある個人の私有地。9月中旬から10月中旬の約1ヵ月間、期間限定で無料公開されます。敷地内には約300本の紅葉が植えられ、一斉に色づく様は圧巻! 散策路を辿っていくと池や滝もあり、水面に映る紅葉も素敵。平坦で歩きやすいのも嬉しいポイントです。色づき具合がTwitterで配信されるので、ぜひチェックしてから出かけましょう。

福原山荘
住所 鹿追町北瓜幕 鹿追自然ランド向かい

電話 0156-66-1010(福原記念美術館)

オンネトー(足寄町)

オンネトー周辺には4つの散策路もあります。

澄んだ水面に映し出される逆さ紅葉を堪能して

阿寒摩周国立公園内にある湖で、屈指の紅葉スポット「オンネトー」。「五色沼」とも呼ばれ、見る角度によって湖が異なる色に見えるという魅力があります。原生林の紅葉を楽しむことはもちろん、水面に映る紅葉の美しさにも注目して。湖畔には散策路が設けられており、トレッキングを楽しむことも可能です。今年6月にオンネトー野営場内にオープンしたUPIオンネトーを拠点に湖畔を1周するのがおすすめ。(1周約1時間)

オンネトーの周辺には道内でも数の少ないアカエゾマツ純林が広がり、原始的な雰囲気に浸ることができます。

オンネトー
電話番号 0156-25-6131(足寄町観光協会)
住所 足寄町茂足寄

帯廣神社(帯広市)

鎮守の森の鮮やかな色づき 鳥たちの息遣いも感じて

澄んだ空気に包まれた神社の境内で、参拝がてら秋の風と木々の色合いを楽しむのも乙なもの。約7,000坪の自然
豊かな境内を持つ帯廣神社には、ハルニレやクルミ、カツラ、ヤマモミジなどが自生し、見事な黄葉・紅葉の姿を見せてくれます。時にはリスや数多くの野鳥の姿も。シマエナガやコゲラ、ミヤマカケスなど、さえずりを手がかりに探してみてはいかがでしょうか?

ミヤマカケス。さえずりを手掛かりに探してみてはいかが?

帯廣神社
電話番号 0155-23-3955
住所 帯広市東3条南2丁目1

音更神社(音更町)

秋には紅葉とともに、冬の準備に勤しむエゾリスの可愛らしい姿を見ることができます。季節限定のお守りも人気。「境内の紅葉が色づき大地に降るまで」の間は紅葉御守が登場します

音更神社
電話番号 0155-42-2170
住所 音更町元町3

ピョウタンの滝(中札内村)

豪快な滝と優美な紅葉のコントラストが魅力的

札内川園地にある、10mの落差で豪快に流れ落ちる「ピョウタンの滝」。マイナスイオンをたっぷり浴びながら、滝の背景に鮮やかに色づく紅葉は見応えがあります。

ピョウタンの滝
電話番号 0155-69-4378(札内川園地キャンプ場)
住所 中札内村南札内713

三国峠(上士幌町)

北海道の国道の中で一番標高の高い峠(標高1,139m)で、眼下には雄大な樹海が広がり、頂上の展望台からは紅葉の大パノラマが見られます。ゆるやかにカーブを描く松見大橋がアクセント。

三国峠
電話 01564-7-7272(上士幌町観光協会)

緑ヶ丘公園(帯広市)

帯広市民の憩いの場 紅葉に囲まれゆったり散歩

50.5haの広大な敷地を有する総合公園。美術館や百年記念館などの文化施設のほか、ユニークな遊具がそろう児童遊園、記念碑や文化財などもあります。グリーンパーク沿いのまっすぐの径、美術館と野草園の間を行くどんぐりの径等、さまざまな名称のついた園路が充実。色鮮やかな紅葉との出合いを楽しみながら、のんびり散策するのがおすすめです。お休みの1日を過ごしてみませんか。

緑ヶ丘公園
電話 0155-21-3172(みどりと花のセンター)
住所 帯広市緑ヶ丘2 番地

本別公園(本別町)

キャンプ場にアスレチック、遊びも満載の紅葉スポット

約26haもの広大な公園で、キャンプ場やアスレチックなども充実。30分ほどでつく展望台からは本別市街を一望できます。

本別公園
電話 0156-22-4441(本別町観光協会)
住所 本別町東町51-2

岩内仙峡(帯広市)

雄大な自然の中で朱に染まる渓谷を一望

岩内川をさかのぼった日高山麓にある渓谷で、自然の織り成す美しい景観が楽しめます。
渓谷を色鮮やかに染める紅葉が見事。紅色の仙峡橋は62mあり、つり橋から見える景色も見ものです。急な坂や階段もないのでお年寄りの方も訪れやすいのが嬉しいところ。毎年10月の紅葉時期には「岩内仙峡もみじまつり」が開催され、多くの行楽客でにぎわいます。

岩内仙峡
電話 0155-22-8600(帯広観光コンベンション協会)
住所 帯広市岩内町西1線49

とてっぽ通り(帯広市)

ふらりと気軽に行ける色鮮やかな散策路

旧十勝鉄道跡の延長1,870mの緑地で、水路や当時の汽車の展示など5つのゾーンに分かれています。

とてっぽ通り
電話 0155-65-4177(帯広市都市環境部土木室管理課)
住所 帯広市西6条南17丁目~西6条南31丁目

坂下仙境(大樹町)

深い森に包まれた絶境で静かに景色を楽しむ

歴舟川上流域に位置し、知る人ぞ知る紅葉の名所。手つかずの自然が多く残され、まさに秘境のような雰囲気です。

坂下仙境
電話 01558-6-2114(大樹町観光協会)
住所 大樹町拓進

※掲載内容は2022年9月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。